2016年10月31日 接ぎ木 今日も接ぎ木をしています。 すでに1300箇所は接いでいます。 ですが、仲間はもっとすごい人もいて、軽く3000箇所を超えています。 おそろしい・・・。 3年後には15000個梨がなる計算ですね。 少し寒くなってきましたが、まだ接げる気温です。 もうしばらく接ぎ木をします。 タグ :高知県
2016年10月20日 来年に向けて 新高梨の収穫が終わった次の日から『あきづき梨』『かおり梨』の穂木を新高梨の木に接いでいます。 毎年のように何かしら被害があり、まともな収穫ができない新高梨に対して、ほぼ100%収穫できる『あきづき梨』『かおり梨』。 こちらを増やそうと思います。 必死で接いで一日に100~150カ所。 花芽も接いでいるので来年から収穫できます。 タグ :高知県
2016年10月16日 収穫終了 『今年はいかんかったねぇ』 そんな言葉では片づけられない新高梨の収穫でした。 早生梨の収穫が終わり、新高梨の様子を見た9月末。 『これはまずいぞ!』 梨はすでに熟れていて、枝の先端にある梨は腐っていました。 平成10年を思い出しました。 その年は『まだ大丈夫、もっと熟らして取ろう。』 と、遅らしたせいで全滅。 試し取りをした梨の糖度はとても高く、果肉もやわらかく、どの畑も一斉に熟れてきていました。 次の日から収穫開始。 しかし、ほとんどの梨が高温障害により売り物になりません。 収穫始まりの3日ほどはロクに食事がのどを通らず、夜も眠れませんでした。 『全部腐っていたら…。』 『注文を止めないと…。』 『来年も梨を作れるのか…。』 そんな時、届いた先からお電話をいただきました。 『今年の梨はおいしくないねぇ。』 糖度は高いのですが、例年の肉質ではないとのこと。 たった一人の感想ですが、そう思った方がまだいるのではと思います。 すいません。 一生懸命一年かけ育てたのですが。 我が子のように、毎日毎日愛情を注いでいたのですが。 そして、収穫が終わりました。 半分以上の梨が腐りました。 平成10年に次ぐ、大きな被害でした。 毎年、少なからず高温障害があります。 この先も暑い夏が来るでしょう。 どうすれば新高梨を栽培できるのか。 大きな大きな課題です。 タグ :高知県