梨のやまやす

高知市針木で梨を栽培しています。 『梨のやまやすの梨はおいしいねぇ。』って、言っていただきたくて。 梨づくりは生き甲斐です。

2018年02月

今日は暖かく、穏やかな一日でした。
剪定作業もはかどりました。

一昨年、新高梨にあきづき梨を接いでいました。
果枝の中間に接いでいました。
花芽を利用し、実をとろうとしたのでしょう。
いい花が咲かなかったのか、実をならしてなかったのでしょう。
その接いだあきづき梨の穂木から枝が伸び、花芽がついていました。

これは利用しないと。

無理に棚に付けようとすると折れてしまいます。
折れるとならす実の数も半分以下になってしまいますので・・・


まずは、鋏の先で枝の曲げたい場所に傷を付けます。
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傷つけたところを折れないようにしっかりと握り、枝を倒します。
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傷口が開かないようにします。
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うまく棚に付きました。
これで5~6個はならせるでしょう。
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接いだところも外れていません。


せっかくなので、果枝の元にあった新高梨の枝も倒しました。
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これにも実をならします。


地球温暖化で作りにくい品種が出てきています。
暑さに強い、病気に強い品種も出てきました。
接ぐ技術さえあれば、一気に品種を変えることだってできます。







寒い日が続いています。

足元にスプリンクラーが落ちていました。

上を見上げると、

スプリンクラーの配管が割れていました。
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油断していました…。
ここの水を抜き忘れていました。


窓には断熱材、カーテン。

外に出て気が付きました。
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雪が降っていたんですね。


こりゃ、昼前まで仕事になりません。
(雪国の方に笑われてしまうでしょうけど。)

一昨年の10月、あまりに早く収穫が終わったので、新高梨の木にあきづき梨の穂木をたくさん接ぎました。

昨年、その芽から枝が伸び、捻枝をしたところ、とても充実した花芽が付きました。
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今年、そのえだを棚づけしているのですが…。

弓なりにならないように棚に付けようとすると捻枝したところが折れてしまいます。
折れてしまうと6個ならせる枝も1~2個しかならせなくなります。
仕方なく弓なりに棚付しています。
あきづき梨収量アップのためです。

来年、接いだ部分がしっかりしてから棚付しようと思います。

我が家の梨畑で、数少ないH型樹形。
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2本主枝の一文字より面積を張るのに時間がかかりますが、暴れることなく、落ち着いた樹勢になります。

本来ならもっと主枝間隔を広げるのですが、古い木を無理にしたのでこのようになりました。

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