今日は暖かく、穏やかな一日でした。
剪定作業もはかどりました。
一昨年、新高梨にあきづき梨を接いでいました。
果枝の中間に接いでいました。
花芽を利用し、実をとろうとしたのでしょう。
いい花が咲かなかったのか、実をならしてなかったのでしょう。
その接いだあきづき梨の穂木から枝が伸び、花芽がついていました。
これは利用しないと。
無理に棚に付けようとすると折れてしまいます。
折れるとならす実の数も半分以下になってしまいますので・・・
まずは、鋏の先で枝の曲げたい場所に傷を付けます。
傷つけたところを折れないようにしっかりと握り、枝を倒します。
傷口が開かないようにします。
うまく棚に付きました。
これで5~6個はならせるでしょう。
接いだところも外れていません。
せっかくなので、果枝の元にあった新高梨の枝も倒しました。
これにも実をならします。
地球温暖化で作りにくい品種が出てきています。
暑さに強い、病気に強い品種も出てきました。
接ぐ技術さえあれば、一気に品種を変えることだってできます。